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【大人の遠足】

車で、わずか15分。
いつもの街のすぐそばに
まだ知らない世界がありました。
赤く熱を帯びた金属。
打ち込まれる力と 飛び散る火花。
その工程を導く職人の手。
画面越しに見ていた
“ものづくり”が 目の前で
確かな形になっていく。
その光景に
思わず心が躍りました♪
本日 日頃から連携している
市議会のみなさんと
訪ねたのは
「ナショナル鍛工株式会社」さん。
ここで
金属加工のお話を少し…。
金属を高温で溶かし
型に流し込んで形をつくるのが
『鋳造(ちゅうぞう)』。
伝統の「山形鋳物」は
この製法によって
生まれます!
一方 金属を溶かさず
熱した状態などで
ハンマーやプレスによって
力を加え 形を整えていくのが
『鍛造(たんぞう)』。
「日本刀」づくりにも
用いられる金属を
鍛える技術です。
“受け売り”なんですけどね 笑
「ナショナル鍛工」さんは
この鍛造を主軸に
医療・歯科用器具や
理美容ハサミなどの
素材を手がける職人の会社。
1978年 分譲が始まった
「米沢八幡原中核工業団地」。
その第一期から
この地でものづくりの
歩みを重ねてこられました。
少数精鋭の
職人のみなさんが
鍛える金属は
やがて医療の現場へ
理美容の現場へ
誰かの命を支える道具 となり
誰かの新しい一日を彩る道具にと…。
私たちの暮らしの
身近なところへと
“米沢の技”が
つながっています。
同社が担うのは
表面に黒い皮膜をまとった
「黒皮」の状態まで。
そこからさらに加工され
磨かれることで
写真のようなハサミの輝きへと
つながっていきます。
磨き上げられた
銀色の美しさ。
その手前には
赤く熱した金属と
それに向き合う職人の
仕事があるのです。
一本のハサミを見る目が
少し変わったような
気がする今晩です。
遠くへ行くことだけが
視察研修ではない。
身近な土地の
奥行きを知ることも
心に残るものに
なるのですね。
“ものづくり米沢”の
誇りに触れた
「大人の遠足」でした。














