こんばんは。

今週末は、ボーイスカウト最後の宿泊活動。しかも、我が団50年の歴史の中でも初めての催しを行いました。

さて、その行事とは？

うふふ。。。それは、秘湯に入りに行くことです！

山形県は、全国で唯一県内全市町村どこでも温泉が湧き出る『温泉王国』なのです。

しかも米沢市は、『温泉米沢八湯会』を初めとする、“温泉パラダイス”であります。

その八湯会のひとつである滑川温泉　福島屋さんの全面協力の下、冬期間閉鎖中の宿をお借りして、「寒く、つらく、でも最高に楽しいと思える活動」を行ってきました。

米沢市教育委員会のめざす児童生徒像は、「がってしないこども」です。意味合いは、「少々ではへこたれない、思いやりのあるこども」。

議員は、ハード面の改革が主でありますが、私は社会教育活動に議員自ら参加することで、ソフト面からも変えられる！そんな持論を持って、教育改革を進めている一人です。

今の時代、あまりにも子供を守りすぎる傾向があると感じています。

それ故、“辛い”“苦い”経験をせずに大人になり、社会に出てそこで初めて辛い経験を味わい、そのまま挫折してしまう。

もがいて出たいと願う青少年を、前職で何人も見てきました。

だからこそ今回は、あえて小学校二年生～五年生まで約20人みんなに、辛い経験をして欲しいと思い形にした企画でした。

それを乗り越えたときに得るものは、守られて育った子ども達には決して味わうことができないものです。

そして、その達成感は、自信と自尊心を育みます。

降雪前の山深き雨の中、荷物を背負い電車に乗り、駅からカッパ着用で約５kmを歩く。
寒さで指先の感覚なくなる道程は、大人でも楽ではなかったです。

しかし、誰一人リタイヤすることなく、山を歩き切りました！

苦労して着いたら、すぐに温泉入浴。貸切です！

最高のご褒美を得た子ども達の顔を観てください！本当に疲れも吹っ飛んだ、いい顔してますよねぇ♪

「滑川サイコー！」「隊長、来年も来っぺな」。私にとっては、この言葉が最高のご褒美でした。

ありがとう。スカウト諸君…。

さぁ、今週も楽しくいけるな～。
みなさんも楽しくいきましょうね～。

では、おやすみなさい。