MENU

【毅然たる姿勢】

活動報告

【毅然たる姿勢】

山形県議会6月定例会は、
本日最終日を迎えました。
いよいよ、決戦に向けて士気も高まってきたところです!

今定例会は、
一般質問の機会もいただきました。
更に委員長は、
委員会内で質問時間が
確保されないため
実に5年ぶりに
常任委員会での質問時間を
確保しての質疑もでき、
初心に返ったような定例会でした。

そして本日、
ずっと胸に引っかかっていた事案について
国に対する意見書を提出させてもらいました。
議会運営委員会で審議していただき、
賛成の討論を自民党会派を代表してさせていただいたのです。

意見書名は、
『中国軍機による自衛隊機への異常接近に対し毅然とした外交的対応を求める意見書』。
私は、政府に対して事実に基づく反論と証拠の提示を積極的に行い、
国際社会に対して日本の正当性を明確に発信すべきだと感じています。
当然、毅然とした外交的抗議を行うべきです。
そんな「意見書」も「賛成討論」も
想いを同じくした 石塚 慶 自民党山形県連青年局長とともに
作り上げました。
討論機会は年長の私ですが
彼の力は、本当に大きかった!

石塚議員、本当にありがとう。

そんな二人の想いを
全文掲載させていただきますので

お時間があれば、
ぜひお読みください。

〜討論文〜

自由民主党会派を代表し、発議第11号意見書(案)に賛成の立場で、討論いたします。
本意見書の背景は、本年6月7日及び、8日に太平洋上空の公海において発生した、海上自衛隊P-3C哨戒(しょうかい)機に対する中国軍J-15戦闘機による極めて危険な異常接近行為がありました
報道によれば、J-15戦闘機は、P-3C哨戒機に対し水平・同高度でわずか45mの至近距離まで接近し、さらに針路前方約900mを横切るという、衝突の危険性が極めて高い行動を複数回繰り返しました。
こうした極めて危険かつ偶発的な衝突を誘発する行為は、自衛隊員の生命を脅かす行為であり、偶発的な衝突による重大な軍事的緊張の引き金ともなりかねない、深刻な安全保障上の問題で、看過できない重大事案であます。
これに対し、我が国政府の対応は、「再発防止の申し入れ」「深刻な懸念の表明」にとどまり、国民の間には不安と不満が広がっています。
日本政府においては、今回の異常接近行為について、中国政府に対し、より明確かつ厳重に抗議するとともに、必要に応じて外交的措置を含めた対応を検討して頂きたい。さらには、事実に基づく反論と証拠の提示を積極的に行い、国際社会に対して日本の正当性を明確に発信すべきだと感じています。毅然とした外交的抗議や具体的な制裁措置、国際社会への明確な発信こそが、今、求められる国としての対応ではないでしょうか。
外交を成立させるには、相手に対して我が国の立場を明確に伝える姿勢が不可欠です。また、防衛力の強化や米国との連携が、現実として抑止力を維持し、不測の事態の発生を防ぐことにつながっていることも事実です。抑止力の欠如こそが、敵対的な行動を助長することを忘れてはなりません。
今回の意見書は、外交的な抗議や情報発信を強化し、国民と国際社会に対して我が国の正当性を示すことを求めているものです。
本意見書は、国民の生命・財産を守るという国の基本責務を促すものであり、地方からの声として、極めて意義ある内容であると考えます。
以上、賛成立場での討論とさせていただき、議員各位のご理解とご賛同を強くお願い申し上げます。

私たち山形県議会は、
しっかりと“毅然たる姿勢”で
これからも臨んでいきます。