【雨ニモマケズ】
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【雨ニモマケズ】

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
栗子山ノ寒サニモマケヌ…
秋雨が降る米沢市。
夏の暑さが懐かしく感じます…。
9月定例会も閉会して、最初の週末は、県土整備部、置賜・村山総合支庁、山形・福島河川国道事務所から参加者を迎え、毎年恒例の「萬世大路を歩く会」が開催されました。
「萬世大路」とは、明治9年に時の山形県初代県令 三島通庸 が、農作物の輸送手段を人力による運搬に頼っていた様を目の当たりにし、県令として山岳地域における道路整備必要性を、米沢市と福島市に抜ける初の構想を、反対していた内務卿 大久保利通 を説き伏せ本県では明治以降初めて通貫した大規模道路でした。
当時、標高876m地点に抗口を開き、奇しくも876mの隧道(トンネル)を掘ってつくられた長大トンネルを有する“大国道”です。
そんな路線のトンネルは、現在土木学会選定の『土木遺産』となり、本県の『未来に残す山形の宝』にも認定されています。
当時、道具も移動も徒歩や牛馬車と限られていた時代に道具で素掘りでトンネルを掘る。
今では考えられませんが、
先人たちの努力の結晶に
頭が下がる思いです。
現在では、手彫り痕がある初代隧道と
蒸気機関を使い掘削した二代目隧道の
2つの抗口を見られることができます。
先人たちの遺構は見応え満点です!
ぜひ機会があれば、
みなさまも一緒にいきましょう♪
事務局を担ってくれた
米沢市建設部のみなさんに感謝です。
そこで記念にと同級生の
落合敦史 都市計画課長と
渡部靖央 土木課長とで遺構を前に撮影。
大切な地元の宝は、
私たちが伝えていかなければなりません。
…丈夫ナカラダヲモチ
隧道マデノ道ヲアユミ
先人ノ魂ニフレル
ソンナ事ヲ僕ハマモリタイ。
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