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【新庄まつりの心意気】

活動報告

【新庄まつりの心意気】

「新庄まつり」。
山形の方々には、当然「知ってる!」ことかもしれませんが、県外の皆様はこのお祭りをご存知でしょうか?

新庄まつりは、
毎年8月24日から26日まで、
山形県新庄市で開催されるお祭りです。
今年は、お祭り開催270年目、
新庄開府400年目の
記念すべき年となりました。

祭りの由来は、
飢饉に見舞われた領民を励まし
豊作を祈願する目的で、
江戸時代中期に始まり270年目。

24日の夜は、宵まつり。
毎年変わる歌舞伎や物語を題材にした
各町内会で作成する華やかな「山車(だし)」と
小学生から大人までみんなで披露する
「お囃子(はやし)」のパレード。

25日は朝からは、
戸澤家の始祖である戸澤飛彈守衡盛、
新庄移封当時の藩主である戸澤右京亮政盛、
11代藩主戸澤正實の三柱を祀っている
「戸澤神社例大祭」と「神輿渡御行列」。

26日は、後祭りと言われ伝統的な「鹿子踊り」や各町内の山車小屋で囃子の演奏が行われる、県内最大級のお祭りです。

さらにすごいのは、
平成28年に『日本の「山・鉾・屋台行事」』の
一地区として、山形県では唯一「ユネスコ無形文化遺産」に登録されたお祭りということです!

お恥ずかしい話、私も今まで観る機会がありませんでした。
しかし、戸澤神社氏子青年会からの要請で、上杉松岬両神社青年会の 五十嵐 裕一 会長と戸澤神社の神輿渡御へ参加。
「せっかくだから」ということで、同僚の 佐藤 文一 議員のお陰で宵まつりも見学させていただきました。

いや〜、素晴らしい!圧巻‼︎
この言葉に尽きる宵まつり。
各町内会20地区が作り上げる山車と音楽は、大きくなってもここへ帰ってきたくなる“風土”を創り上げていました。

神輿渡御もまた然り。
精神文化を守り続ける地域性が、
しっかり現れていました。
それは、この三日間すべての学校は休みとなり、児童生徒が積極的に参加していること。
これは、とても大事なことです!

コロナ禍で希薄になってきた地域行事ですが、同じ県内でもしっかりと大切なことを伝え育てる文化が残っていることを、改めて知る機会となりました。

そんな心意気が、全県に拡がっていけば、山形県の未来もきっと明るくなっていくはずです♪