【大切なものを守る人々の話～後輩編～】
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【大切なものを守る人々の話～後輩編～】
私の出身中学校は、
「米沢市立第六中学校」と言います。
野球部で3年間、
楽しく部活に勤(いそ)しみました。
母校の歴史は、
昭和26年三村立広井郷中学校として開校。
その3年後に市村合併により
米沢市立広井郷中学校に改称。
そして、昭和40年に広井郷中学校と
窪田中学校を部分統合し、
校名を「米沢市立第六中学校」に改め
開校しました。
今年で60歳の学校です。
本市では、昨日から二日にわたり
米沢市中体連が開催されてました。
私は3年生の中体連で
「1番 ファースト 相田くん」。
その時代は
第3位という成績で
決勝戦までの道のりは
長く険しいものでした…。
その母校も今年で閉校。
隣の地区の中学校と統合し
「米沢市立北成中学校」へ変わります。
つまり今回の大会が
「米沢市立第六中学校」としての
最後の大会。
何を隠そう
我が母校の野球部は
未だかつて中体連優勝を
勝ち取ったことがありません。
そんな中
数年前から後輩達は
クラブチームを選択せず
敢えて中学校野球部に所属し
この学校の野球部として
戦うことを選んでくれていました。
もちろん、優勝を目指して…。
数年前から徐々に良い結果が。
ところが 優勝まであと一歩のところで
高い壁に阻まれてきました。
挑戦し続け 母校の旗を守りゆく。
これだけでも誇らしい後輩ですが
最後の最後にやってくれたんです！
私も応援したくてしたくて
我慢できずに
仕事の合間を縫って
準決勝と決勝戦へ！
「絶対に勝つ！」
「優勝あるのみ！」
「最後に歴史をつくる！」
そんな想いが
選手にも応援団にも魂にも
一挙手一投足に乗っていました。
いや～素晴らしい！
圧巻の強さと団結力を発揮し
六中最後に大優勝旗を
母校に持ってきてくれました。
ありがとう、後輩諸君。
君たちのプレーに
おじさんは たくさん泣かされました。
母校の魂を
守り続けてくれたみんなは地域の宝です。
本当に感動した！
優勝おめでとう、六中野球部。
俺も記念写真に入りたかった～ (笑)
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